2018年11月例会より

東京だんだん句会 平成30年11月25日(日)、石神井公園区民交流センター


紅葉狩水辺も燃ゆる河口湖

大くしゃみ冬の風よりもらひけり

枯菊に墓石小さき念仏寺

くり返す別れ編みこむ毛糸玉 みゆき

風待ちの入江に群れて浮き寝鳥

帯締を決めかねてゐる三の酉

冬ざれや畑に残れる屑野菜

野に山に冬のひそみて秋日和

托鉢の笠にふはりと散紅葉

炬燵して朝より眠気生まれをり

財宝より小さき升買ふ酉の市

石蕗の花いま盛んなり伊豆下田

冬晴や保母の連呼の声高し

姫りんご実より大きな狂い花

武蔵野にざわざわ冬の来たりけり

軒下や冬日うつれば猫もまた

騎馬立の老婆大根引きにけり

旗のなき巨大団地や新嘗祭

ちちははの亡き歳月や浮寝鳥

理 和

嘉 江

芳 江

みゆき

絵 万

風々子

タミ子

清 子

克 己

あつみ

ちから

美知子

咲 子

よしたか

武 彦

眞登美

充 慶

たかし

 潮