2018年12月例会より

東京だんだん句会 平成30年12月23日(日)、石神井公園区民交流センター


山眠る山の寝息か風渡る

野分して龍立ち上昇る鞍馬山

凩やラヴェㇽの「ボレロ」口づさみ

母の尻ぬぐふ小春日たまはりし

美容師のはさみ裁きや年の暮

巻きあげて髪横刺しに寒椿

そっとして我が瘠せ足の冬の蚊を

湯治場に屋根一杯の干布団

八十路なほ師に励げまさる賀状かな

着膨れて朝の電車の黙深き

天心の月の蒼さよ冬深む

病院の友の目を背に暮早し

数へ日やけじめ付けたき医者通ひ

柚子貰ふ心に灯る師走かな

香煙の竜のごとしや義士祭

枯れ果てしものにとりつく霜の花

嘉 江

芳 江

絵 万

風々子

タミ子

清 子

克 己

あつみ

ちから

美知子

咲 子

よしたか

武 彦

充 慶

たかし

 潮