2018年8月例会より

東京だんだん句会 平成30年8月26日(日)、石神井公園区民交流センター


母校なきふるさとの町蟬しぐれ

冬瓜のすける命の夕餉かな

ゴーシェ弾くセロのごとくに野分かな

涼しさのまんなかに打つ牧の杭

群衆の中の独りや秋の風

秋夕日赤き鳥居の高さかな

玄海の天主堂にもあいの風

提灯を持ちたる子らや墓参り

ひと刷毛の高き薄雲青芒

かなかなや池にうつりし杉木立

打ち出しのせはしき太鼓秋暑し

夏の草雨の流れて過ぎにけり

旅に出て風のそよぎの吾亦紅

新涼や食卓にある塩胡椒

鈴の音の転がる秋の畳かな

芳 江

みゆき

絵 万

風々子

タミ子

克 己

ちから

美知子

咲 子

よしたか

武 彦

眞登美

充 慶

たかし

 潮