2019年1月例会より

東京だんだん句会 2019年1月27日(日)、石神井公園区民交流センター


亡き父母の揃ひの椀に小豆粥

指間より逃げ出しにけり竜の玉

初日の出朝の仏に手をあはせ

しづかさのかたちに梅のひらきけり

蒸米の湯気のゆたかさ寒に入る

餅花や漆黒梁の老舗宿

寒紅梅仰ぎて空の青さかな

冬日和路面電車の小さき旅

六斎市棄つるものなき鮭一切

子らはもう眠りにつきし除夜の鐘

老木の梅ニ三輪入日中

紅梅の下に佇む歳となり

やすらかな朝寝となるや明日の春

冬の蠅しばらくありて移りけり

写経する墨濃かりけり春まぢか

寒鯉の大きな頭浮いて来し

冬草の青きを踏んで登校す

嘉 江

芳 江

みゆき

絵 万

風々子

タミ子

克 己

あつみ

ちから

美知子

咲 子

よしたか

武 彦

眞登美

充 慶

たかし

 潮