27 8月

2018年8月例会より

かるがも俳句会 平成30年8月16日(木)、石神井公園区民交流センター


交番で僧が道問ふ秋彼岸

炎昼の会ふ人ごとの恐き顔

西日差す土偶の男女首太し

耳遠き父の一日や木槿咲く

蝉時雨生きる力のあるかぎり

けふも無事あすも無事でと麦酒つぐ

冷し酒一人の夜は錫の酒器

信濃路の小さな秋を訪ねけり

落蟬のこれが最後と風に乗る

百日紅窓辺に猫の尾の動き

山門に流るるお経蟬しぐれ

ザリガニのひつくりかへるをつかめぬ子

水澄みて迷へる稚児に命かな

どぢやう汁の飯を掻っ込む車夫のごと

歩み来て未だ行き着けず遠花火
      
古書店は「サンカクヤマ」や西瓜切る

箍ゆるむ如くに芙蓉落ちにけり

生身魂かくも長閑に惚けをり

朝の水替へたるのみの送り盆

千味 幸太郎

熊谷 良子

池田 和子

野々村 桂

杉本 康子

猪越 紀子

中村 麻子

高橋 武司

渡部 良子

長束 瑠美子

鳥居 とく

倉島 恒子

鈴木 芳江

沖田 顫童

加藤 悠児
      
上田 みの

宮田 敏子

堀江 康子

今村 たかし


 東京に折角住んでいるので、『季語』を訪ねてみようと思いました。「三社祭」「びんざさら踊」「日枝祭」「江戸浅間祭」「朝顔市」「形代流し」「鬼灯市」「隅田川花火」「佃祭」「踊」。吉原「桜鍋」や浅草「泥鰌鍋」の店にも行きました。その度に一句は作っているのですが上手くは出来ません。これからも「秋祭」や「紅葉」や「新蕎麦」など沢山の『季語』に触れ俳句を作ろうと思いますが、上達するのはいつになることか心配です。(顫童)