かるがも俳句会 2020年1月16日(木)、石神井公園区民交流センター
- とりあへず作り笑顔の初鏡
- 森永 順子
- 大地裂く下萌の色風強し
- 水村 洋子
- 初場所や青空を切るふれ太鼓
- 原口 久恵
- 一夜さの雨に紅たつ寒椿
- 千味 幸太郎
- 木枯や障子に光あふれをり
- 渡部 良子
- 迷ひ猫の張り紙めくる空っ風
- 中村 あさ子
- ポルシェにもポチの小屋にも注連飾
- 猪越 紀子
- 母の炊くお節の味にもう少し
- 倉島 恒子
- くさむらに海のしずくの龍の玉
- 佐々木 光江
- 屋根に満つ星月の光去年今年
- 熊谷 良子
- 四つ五つ芽をだしてをり福寿草
- 長束 瑠美子
- 一病を越えて今年の屠蘇を受く
- 宮田 敏子
- 虚弱児は傘寿を迎へ七日粥
- 堀江 康子
- 八十の四肢ねんごろに初湯かな
- 今村 たかし
本年度の体制は昨年と変わらず、今村代表、堀江副代表、宮田副代表、渡部会計担当、森永監査担当で運営していきます。「かるがも俳句会二〇一九年度版」の小冊子は1月9日に有志で作成し、会員に配布しました。1月16日の例会に先立ち、かごの屋で新年会を開催しました。また、当月の新会員に佐々木光江さんをお迎えました。かるがも俳句会は地域で俳句を楽しむ生涯学習団体として、明るく、楽しく、元気よく、活動していきたいと思っています。本年もよろしくお願いします。(たかし)