かるがも俳句会 2020年7月16日(木)、石神井庁舎
- くちなしの香の広ごれり小糠雨
- 青木 利子
- 八年のひとり居なるやサクランボ
- 元田 咲子
- 羅や祖母の名前はユキとタキ
- 井筒 亨
- 涼しさや口中溶くるチョコミント
- 原口 久恵
- 妻も子も孫も健やか金魚の死
- 千味 幸太郎
- 梅雨の夜また読み返す草枕
- 長束 瑠美子
- 雨上がり青葉の奥にまた青葉
- 渡部 良子
- 門火焚く風に揺れくる父と母
- 宮田 敏子
- 七夕竹子等の願を重さうに
- 堀江 康子
- 古民家の雨後のしじまや合歓の花
- 今村 たかし
我が家にはラジオが4台ある。小はポケットラジオから大はラジカセまで。他の2台は防災ラジオで、そのうち一台はソーラー機能もあるので天気の良い日にはベランダで日光浴をしている。朝目覚めると枕元のポケットラジオのスイッチを入れ私の1日が始まる。テレビはあまり見ないが、ラジオは一日中つけている。ラジオの良い所は仕事をしながら聞けること。聞いて想像することで脳に刺激を与えるので認知症予防にもなると言われている。ベランダで仕事をする時にはポケットにラジオを。外出する時にも忘れずイヤホンと共に持ってゆく。何かあった時にすぐニュースを知ることができる。ステイホームの日々にも、ラジオと読書でいつも通り退屈もストレスもなく、不安を感じることもないがマスクなしの日常を願っているこの頃である。(W.良子)