2024年6月20日(木)、石神井庁舎
- 梅雨空や硝子に指紋浮き上がる
- 中村 麻子
- 菜園に鳥よけ光る夏日かな
- 外山 正枝
- 日々を濃く老い大切に濃紫陽花
- 井筒 亨
- 新樹光若き庭師のピアスかな
- 千味 幸太郎
- 叔父急に二枚目になる岩魚釣り
- 猪越 紀子
- 亡き人の命日開き沙羅の花
- 鳥居 とく
- 若葉風窓辺の猫とにらめつこ
- 長束 瑠美子
- 夕焼けや足長美人の影ひとつ
- 渡部 良子
- 握りたい手はあれねども梅雨の月
- 野々村 桂
- 一人居の自由と孤独桜桃忌
- 堀江 康子
- 父の日や位牌の父にモンブラン
- 今村 たかし
(次回例会は2024年7月11日(木)、石神井庁舎5階第2会議室です)