かるがも俳句会 2025年1月23日(木)、石神井庁舎
- 「おひさし」と手を振る若手初出勤
- 照田 宥子
- 掘ごたつ猫長々と尾をふれり
- 生尾 玲子
- 恐るべき米寿むかへし年の豆
- 多田 克己
- 春隣声柔らかき衛生師
- 中村 麻子
- 初天神きはむ運筆菅丞相
- 井筒 亨
- 初夢やシルバーカートで空をとぶ
- 猪越 紀子
- 笑点の福をついばむ冬の鵙
- 鳥居 とく
- 母の星きつとありそな寒すばる
- 渡部 良子
- 天を突く老樹に芽吹き始まりぬ
- 熊谷 良子
- 裸木や点滴つながる父眠る
- 野々村 桂
- 童顔も今はそれなり初鏡
- 堀江 康子
- 花柄の妻のスカート春隣
- 今村 たかし
(次回は2025年2月20日(木)、3月20日(木)、いづれも石神井庁舎5階です。)