秋(8月9月10月)

例会

2025年10月例会より

2025年10月23日(木)、石神井庁舎秋雨や無音で伝ふ鎖樋  満明 やはらかき水を味はふ古都の秋  誠郎 捨てきれぬ物に囲まれ夏も過ぎ  正枝 木犀の自己主張する街をゆく  (W)良子 雲映す小川ふちどる水引草  (K)良子 母がゐて金木...
例会

2025年9月例会より

2025年9月25日(木)、石神井庁舎ピーマンの艶を思うて靴磨く  満明 寄す波も引く波もまた秋の音  誠郎 町角の喫煙処囮籠  正枝 仁左衛門の如ダンディなかまきりよ  (W)良子 秋の野をわけて一縷の道たどる  (k)良子 虫の声闇に奥...
例会

2025年8月例会より

2025年8月21日(木)、石神井庁舎膝を折り目線合せる苔地蔵  満明 はまなすがバラ科と知りぬ青い海  誠郎 手の反りも光と影や風の盆  亨 油井飛行士汗かく地球見つめをり  (W)良子 力満つ咲く露草のアスファルト  桂 夕螢喪の矢印に...
例会

2024年9月例会より

2024年9月12日(木)、石神井庁舎米寿にてこの世楽しき酔芙蓉  多田 克己 落鮎の焼き上りたり片廊下  早川 厚 父と子の長き黙あり濁り酒  井筒 亨 連合ひの髪のみだれや盆踊  千味 幸太郎 うつろふは男と女風の盆  猪越 紀子 レモ...
例会

2024年8月例会より

かるがも俳句会 2024年8月15日(木)、石神井庁舎 夕暮れて一匹混じるつくつくし  中村 麻子 眉を描くスマホの鏡西日差す 早川 厚 気もそぞろ茶漬サラサラ祭笛  外山 正枝 西瓜わる家族がやつと揃ふ時  猪越 紀子 大滝の吹割しぶきあ...
例会

2023年10月例会より

2023年10月19日(木)、石神井庁舎 着信音夜風に白き一重草 千 よろず 友来たるまずは一献菊なます 多田 克己 うろこ雲ゆらゆらの歯でしゃべる母 中村 麻子 再会の締めは手塩の秋鰹 早川 厚 ねこじゃらし猫ねむさうに細目あけ 外山 正...
例会

2023年9月例会より

かるがも俳句会 2023年9月21日(木)、石神井庁舎 手をぎゅっと握り待つ子や草の花 中村 麻子 尺玉に貼られし願ひ打ち上る 早川 厚 やっとこさ秋の気配を感じをり 外山 正枝 鰯雲知らぬ間に知らぬ町 原口 久恵 星とんで大佐渡闇を厚くせ...
例会

2023年8月例会より

かるがも俳句会 2023年8月17日(木)、石神井庁舎 一雨の風にそよぎし芒かな 多田 克己 飛び石の先の陶椅子三毛の夏 早川 厚 目印の家なくなりて赤まんま 外山 正枝 籠りゐて足弱となる秋暑かな 原口 久恵 黒潮の恵みをまとひて秋刀魚か...
例会

2022年10月例会より

かるがも俳句会 2022年10月20日(木)、石神井庁舎 秋澄むやベンチに肩寄す老二人 多田 克己 いくたびも読み返す文月仄か 中村 麻子 往還に角打ち見つけ秋の里 早川 厚 仏壇に朝日さしこむ秋うらら 外山 正枝 山蘆忌の四囲の連山しづか...
例会

2022年9月例会より

かるがも俳句会 2022年9月15日(木)、石神井庁舎 棒切れにすがる重さの秋の蟬 中村 麻子 サンダルの肌色の爪リズムとる 早川 厚 駄々っ子にぢいぢ手を焼く夜店かな 外山 正枝 さりさりと一日の褒美梨齧る 原口 久恵 風死すやをちこち点...