例会

2025年1月例会より

かるがも俳句会 2025年1月23日(木)、石神井庁舎「おひさし」と手を振る若手初出勤  照田 宥子 掘ごたつ猫長々と尾をふれり  生尾 玲子 恐るべき米寿むかへし年の豆  多田 克己 春隣声柔らかき衛生師  中村 麻子 初天神きはむ運筆菅...
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2024年12月例会より

かるがも俳句会 2024年12月19日(木)、石神井庁舎前菜のパセリと鰤やパリの宵  照田 宥子 お正月みな健啖家笑ひあふ  生尾 玲子 「これあげる」両手いつぱい銀杏の葉  千 よろず 吊し柿粉を吹くまで待てませぬ  多田 克己 染み染み...
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2024年11月例会より

かるがも俳句会、2024年11月21日(木)、石神井庁舎夕映えの剱連山大根干す  照田 宥子 焼いものあつあつ割つて分けあへり  生尾 玲子 麦の芽に負けじと吾も米寿かな  多田 克己 口げんか老々介護冬帽子  外山 正枝 民泊の夜長を刻む...
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2024年10月例会より

2024年10月31日(木)、石神井庁舎割り箸と茶碗のリズム星流る  千 よろず 句作りの暫し筆をる虫の声  多田 克己 寝床から柚子持つてけと父の声  中村 麻子 秋日和ピカソに会ひに美術館  外山 正枝 牛売れば吾子泣き止まず秋時雨  ...
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2024年9月例会より

2024年9月12日(木)、石神井庁舎米寿にてこの世楽しき酔芙蓉  多田 克己 落鮎の焼き上りたり片廊下  早川 厚 父と子の長き黙あり濁り酒  井筒 亨 連合ひの髪のみだれや盆踊  千味 幸太郎 うつろふは男と女風の盆  猪越 紀子 レモ...
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2024年8月例会より

かるがも俳句会 2024年8月15日(木)、石神井庁舎 夕暮れて一匹混じるつくつくし  中村 麻子 眉を描くスマホの鏡西日差す 早川 厚 気もそぞろ茶漬サラサラ祭笛  外山 正枝 西瓜わる家族がやつと揃ふ時  猪越 紀子 大滝の吹割しぶきあ...
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2024年7月例会より

かるがも俳句会 2024年7月11日(木)、石神井庁舎背の高さ競ふ学帽キンセンカ  千 よろず スマホ押す白き指先薄暑かな  多田 克己 大西日バス喘ぎゆく団子坂  早川 厚 涼しさを売る商ひの熱きこと  外山 正枝 一日の句点食後の水羊羹...
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2024年6月例会より

2024年6月20日(木)、石神井庁舎梅雨空や硝子に指紋浮き上がる  中村 麻子 菜園に鳥よけ光る夏日かな  外山 正枝 日々を濃く老い大切に濃紫陽花  井筒 亨 新樹光若き庭師のピアスかな  千味 幸太郎 叔父急に二枚目になる岩魚釣り  ...
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2024年5月例会より

2024年5月23日(木)、石神井庁舎青嵐見上げる窓のメヌエット  千 よろず 一時の憂も晴れゆく春のバラ  多田 克己 園児らの手で色付けを五月鯉  中村 麻子 連休は一人の朝餉目刺やく  外山 正枝 考の年越して健やか冷奴  千味 幸太...
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2024年4月例会より

2024年4月18日(木)、石神井庁舎あさぼらけ亡き妻偲ぶ黄水仙  多田 克己 しゃぼん玉子の引越に出番なし  中村 麻子 子午線を訪ね明石へ桜鯛  井筒 亨 金継ぎの茶碗艶めく春灯下  千味 幸太郎 春眠や夢も現も紙一重  猪越 紀子 街...