例会

2026年6月例会より

2026年6月18日(木)、石神井庁舎走ろうと二歳児が誘う五月晴  文江 わけは後で話すと尺取虫  昭南 ピーマンを丸ごと焼いて失恋す  直子 ふと触れて指に冷たき蛍かな  陽子 海戦に勝ちわづか四十年「敗戦忌」  洋 父母が見し能登の夕焼...
例会

2026年5月例会より

2026年5月14日(木)、石神井庁舎タケノコをみることもなくダリはしんだ  昭南 葉桜の並木を抜けし県境  直子 夏掛けやフラッシュバックして佐渡の海  陽子 五月晴れ黄金の鴟尾の跳ねるごと  洋 吾の靴を登るくろがね蟻一匹  満明 新緑...
例会

2026年4月例会より

2026年4月23日(木)、石神井庁舎つばくらめ射的屋の軒借りにけり  直子 千疋屋冷えが高値のフルーツポンチ  陽子 花筏かきわけ漕ぎぬ千鳥ヶ淵  洋 手のひらにそつと渡さん桜貝  満明 前へ後ろ年子を乗せて母の春  誠郎 ハイド氏を諭す...
未分類

2026年3月例会より

2026年3月26日(木)、石神井庁舎白抜きの文字のごとくに辛夷咲く  直子 ジッパーを首まで締めて憲法の日  陽子 冤罪や五十の春陰流れけり  洋 岬上相ひ舞昇る鳶の春  満明 雪の果て売上目標新たにし  誠郎 春の雨日々探し物ひとり居よ...
例会

2026年2月例会より

2026年2月12日(木)、石神井庁舎カフェオレに一振りラム酒春浅し  直子 夜半の道昼より白き花八手  陽子 春の雪銀輪行き交ふ雪路かな  洋 なんとなく昨日より今日春来てる  満明 三日月と家路をたどる二月かな  誠郎 嫁ぐ娘のうたたね...
未分類

2026年1月例会より

2026年1月22日(木)、石神井庁舎リハビリは老いの一分寒椿  直子 火を焚くや昼より白き花八手  陽子 お年玉二度も微笑む孫の顔  洋 枯芝生駆ける転がる園児等生きる  満明 アルルカン踊る広場や牡蠣屋台  誠郎 手の平に初日をうけて背...
例会

2025年12月例会より

2025年12月18日(木)、石神井庁舎送りきた香母酢をかける梭子魚買ふ  直子 薄日射す障子を漏るる灯のやうな  陽子 カーテンを割つて月光のシクラメン  満明 寄席を出て今宵は何の鍋にせむ  誠郎 花よりもまさる葉のつや椿かな  正枝 ...
例会

2025年11月例会より

2025年11月13日(木)、石神井庁舎一枚の錦を見せて柿落葉  満明 隣家より降り始めたり秋の雨  誠郎 正装の帯きつくなり秋日和  正枝 皮ごとのりんごをかじる歯が自慢  (W)良子 丸窓の切り取る庭の冬紅葉  (K)良子 節くれの指よ...
例会

2025年10月例会より

2025年10月23日(木)、石神井庁舎秋雨や無音で伝ふ鎖樋  満明 やはらかき水を味はふ古都の秋  誠郎 捨てきれぬ物に囲まれ夏も過ぎ  正枝 木犀の自己主張する街をゆく  (W)良子 雲映す小川ふちどる水引草  (K)良子 母がゐて金木...
例会

2025年9月例会より

2025年9月25日(木)、石神井庁舎ピーマンの艶を思うて靴磨く  満明 寄す波も引く波もまた秋の音  誠郎 町角の喫煙処囮籠  正枝 仁左衛門の如ダンディなかまきりよ  (W)良子 秋の野をわけて一縷の道たどる  (k)良子 虫の声闇に奥...