かるがも俳句会 2022年1月20日(木)、石神井庁舎
- 元朝や狭きお勝手嫁と我
- 外山 正枝
- 茜なす空に黒富士四日かな
- 井筒 亨
- 歩みつつ応ふるスマホ息白し
- 原田 久恵
- 「老松」の舞滑らかに喜寿の春
- 水村 洋子
- 次の間に人の気配のなき寒さ
- 千味 幸太郎
- 祖母縫ひし緋の振袖に細雪
- 猪越 紀子
- 寒波来る右足の古傷うづく
- 鳥居 とく
- 初詔犬も和装で並びをり
- 長束 瑠美子
- モノクロの景を残して冬日落つ
- 渡部 良子
- さえざえと鉄の音するビル工事
- 野々村 桂
- 裸木の美を競ひをり神の森
- 今村 たかし
何時もは大晦日の夜に氷川神社へ行き約2時間ほど並んで初詣をしていたが、今年は寒さと三密を避けるため、元日は近くの大鳥神社と石神井神社へ、二日の昼に氷川神社へ行った。30分ほど並んだが順調にお参り出来た。帰りに石神井公園を通ったら池の氷が張っていた。池が凍るのは久しぶりである。今年の冬は例年と比べて寒いのかも知れない。新種のオミクロン株でコロナ患者が急増している。そのため、今年も新年会は無理なので、お年玉(クオカード)とお菓子を配り新年の祝いとした。まずは健康第一。今年も遠出は無理そうなので、近くを散策しながら自分なりの俳句を楽しみたいと思っている。(たかし)