かるがも俳句会 2019年10月17日(木)、石神井公園区民交流センター
- ひとつ知り三つ忘れて秋暮るる
- 千味 幸太郎
- 応援の声うらがへり運動会
- 森永 順子
- 秋ともしいつもの部屋の同じ刻
- 原口 久恵
- 手古舞の背負ふ花笠豊の秋
- 熊谷 良子
- 青空が一番似合ふななかまど
- 渡部 良子
- 秋読書姿の似たり夫子孫
- 倉島 恒子
- 街道の秋日泰けしかりんの実
- 鳥居 とく
- この道は見知らぬ地へと秋嵐
- 中村 あさ子
- 神主につづく太鼓や秋祭
- 長束 瑠美子
- 吾子握る母のみやげのすずごかな
- 水村 洋子
- 背の子の手足の踊る秋祭
- 宮田 敏子
- 秋暑し甘雨激しき高野山
- 堀江 康子
- まん丸の鯉の口より秋の声
- 今村 たかし
子どもの頃の秋祭りには、八幡様で石見神楽を見ました。毎年須佐之男命の八岐大蛇退治がありました。大きな刀を振り回し大蛇をやっつける舞台は怖くて堪らないのに、はらはらしながらも終わりまで見ていました。一昨年、小学校のクラス会で石見神楽を間近に見ることができ、ふるさとの伝統文化石見神楽に魅了されました。石見神楽と世界遺産の石見銀山を取り上げたオペラ石見銀山が10月31日に東京文化会館の大ホールであり、見るのを楽しみにしています。(恒子)