例会

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2026年7月例会より

2026年7月16日(木)、石神井公園区民交流センター紫陽花にまた止まらせる車椅子  文江 昼寝人卵の裏がわ表がわ  昭南 金魚玉腹側も見せ糞もして  直子 ヘッドライトの靄に吸わるる帰省かな  陽子 夕立やたちまち黒き石地蔵  洋 傘立に...
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2026年6月例会より

2026年6月18日(木)、石神井庁舎走ろうと二歳児が誘う五月晴  文江 わけは後で話すと尺取虫  昭南 ピーマンを丸ごと焼いて失恋す  直子 ふと触れて指に冷たき蛍かな  陽子 海戦に勝ちわづか四十年「敗戦忌」  洋 父母が見し能登の夕焼...
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2026年5月例会より

2026年5月14日(木)、石神井庁舎タケノコをみることもなくダリはしんだ  昭南 葉桜の並木を抜けし県境  直子 夏掛けやフラッシュバックして佐渡の海  陽子 五月晴れ黄金の鴟尾の跳ねるごと  洋 吾の靴を登るくろがね蟻一匹  満明 新緑...
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2026年4月例会より

2026年4月23日(木)、石神井庁舎つばくらめ射的屋の軒借りにけり  直子 千疋屋冷えが高値のフルーツポンチ  陽子 花筏かきわけ漕ぎぬ千鳥ヶ淵  洋 手のひらにそつと渡さん桜貝  満明 前へ後ろ年子を乗せて母の春  誠郎 ハイド氏を諭す...
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2026年2月例会より

2026年2月12日(木)、石神井庁舎カフェオレに一振りラム酒春浅し  直子 夜半の道昼より白き花八手  陽子 春の雪銀輪行き交ふ雪路かな  洋 なんとなく昨日より今日春来てる  満明 三日月と家路をたどる二月かな  誠郎 嫁ぐ娘のうたたね...
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2025年12月例会より

2025年12月18日(木)、石神井庁舎送りきた香母酢をかける梭子魚買ふ  直子 薄日射す障子を漏るる灯のやうな  陽子 カーテンを割つて月光のシクラメン  満明 寄席を出て今宵は何の鍋にせむ  誠郎 花よりもまさる葉のつや椿かな  正枝 ...
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2025年11月例会より

2025年11月13日(木)、石神井庁舎一枚の錦を見せて柿落葉  満明 隣家より降り始めたり秋の雨  誠郎 正装の帯きつくなり秋日和  正枝 皮ごとのりんごをかじる歯が自慢  (W)良子 丸窓の切り取る庭の冬紅葉  (K)良子 節くれの指よ...
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2025年10月例会より

2025年10月23日(木)、石神井庁舎秋雨や無音で伝ふ鎖樋  満明 やはらかき水を味はふ古都の秋  誠郎 捨てきれぬ物に囲まれ夏も過ぎ  正枝 木犀の自己主張する街をゆく  (W)良子 雲映す小川ふちどる水引草  (K)良子 母がゐて金木...
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2025年9月例会より

2025年9月25日(木)、石神井庁舎ピーマンの艶を思うて靴磨く  満明 寄す波も引く波もまた秋の音  誠郎 町角の喫煙処囮籠  正枝 仁左衛門の如ダンディなかまきりよ  (W)良子 秋の野をわけて一縷の道たどる  (k)良子 虫の声闇に奥...
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2025年8月例会より

2025年8月21日(木)、石神井庁舎膝を折り目線合せる苔地蔵  満明 はまなすがバラ科と知りぬ青い海  誠郎 手の反りも光と影や風の盆  亨 油井飛行士汗かく地球見つめをり  (W)良子 力満つ咲く露草のアスファルト  桂 夕螢喪の矢印に...