2024年2月15日(木)、石神井庁舎
- 雪だるま溶けていや増す笑顔かな
- 千 よろず
- 雪降りて夜の静寂の深さかな
- 多田 克己
- 厳めしき大伯母いつも火鉢前
- 中村 麻子
- 雪ん子と園児がはしゃぐ雪遊
- 外山 正枝
- 多すぎてながめるばかり年の豆
- 井筒 亨
- ひかりにも風にも聡き二月かな
- 千味 幸太郎
- 埋火や老いて煩悩もてあます
- 猪越 紀子
- 一筆書の手のり雛眉うすれ
- 鳥居 とく
- 白梅の朝の空気のふんわりと
- 長束 瑠美子
- 冬茜最後の光投げかくる
- 渡部 良子
- 青き踏む小さな足と大き靴
- 熊谷 良子
- 梅が香や出かけたがらぬ父連れて
- 野々村 桂
- 摘み採って両手にあまる蕗のたう
- 堀江 康子
- せせらぎの音の軽さに春立てり
- 今村 たかし
(次回例会は2024年3月21日(木)、石神井庁舎5階第3会議室です)