冬(11月12月1月)

例会

2025年12月例会より

2025年12月18日(木)、石神井庁舎送りきた香母酢をかける梭子魚買ふ  直子 薄日射す障子を漏るる灯のやうな  陽子 カーテンを割つて月光のシクラメン  満明 寄席を出て今宵は何の鍋にせむ  誠郎 花よりもまさる葉のつや椿かな  正枝 ...
例会

2025年11月例会より

2025年11月13日(木)、石神井庁舎一枚の錦を見せて柿落葉  満明 隣家より降り始めたり秋の雨  誠郎 正装の帯きつくなり秋日和  正枝 皮ごとのりんごをかじる歯が自慢  (W)良子 丸窓の切り取る庭の冬紅葉  (K)良子 節くれの指よ...
例会

2025年1月例会より

かるがも俳句会 2025年1月23日(木)、石神井庁舎「おひさし」と手を振る若手初出勤  照田 宥子 掘ごたつ猫長々と尾をふれり  生尾 玲子 恐るべき米寿むかへし年の豆  多田 克己 春隣声柔らかき衛生師  中村 麻子 初天神きはむ運筆菅...
例会

2024年12月例会より

かるがも俳句会 2024年12月19日(木)、石神井庁舎前菜のパセリと鰤やパリの宵  照田 宥子 お正月みな健啖家笑ひあふ  生尾 玲子 「これあげる」両手いつぱい銀杏の葉  千 よろず 吊し柿粉を吹くまで待てませぬ  多田 克己 染み染み...
例会

2024年11月例会より

かるがも俳句会、2024年11月21日(木)、石神井庁舎夕映えの剱連山大根干す  照田 宥子 焼いものあつあつ割つて分けあへり  生尾 玲子 麦の芽に負けじと吾も米寿かな  多田 克己 口げんか老々介護冬帽子  外山 正枝 民泊の夜長を刻む...
例会

2024年1月例会より

2024年1月18日(木)、石神井庁舎 元日の地震「する人生」と「ある人生」 千 よろず 松籟を袂に入れて初詣 多田 克己 冬の月鐘楼までの列長く 中村 麻子 老いてなほ晴れ着まとうて初参 外山 正枝 初鏡二重うつしか亡妻の貌 井筒 亨 冬...
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2023年12月例会より

2023年12月21日(木)、石神井庁舎 子のボール父のミットの冴ゆる朝  千 よろず 桐一葉硝煙止まぬ水の星  多田 克己 冬空にバルーン一つまた一つ  中村 麻子 編み直し結び目ころん冬帽子  外山 正枝 逃げる柚子ひきよせあそぶ柚子湯...
例会

2023年11月例会より

2023年11月23日(木)、石神井庁舎沈む日とのたり闢きゆく菊と  千 よろず 里山の夕日に燃える紅葉かな  多田 克己 しゃんしゃんと社運をかけて大熊出  外山 正枝 朝露を踏んでリハビリ歩行かな  井筒 亨 ものにみな影の沿い来る冬は...
例会

2023年1月例会より

かるがも俳句会 2023年1月26日(木)、石神井庁舎 初詣長き石段膝笑ふ 多田 克己 編み方を忘れし母と毛糸編む 中村 麻子 裸木のその脱ぎっぷり比丘尼寺 早川 厚 障子張り手慣れた母のすまし顔 外山 正枝 もみ殻の上に逆さの寒卵 原口 ...
例会

2022年12月例会より

かるがも俳句会 2022年12月15日(木)、石神井庁舎 凍る夜の独り夕餉や鍋の湯気 多田 克己 大空にスーラの点描万の柿 早川 厚 着ぶくれて三日坊主のランニング 原口 久恵 切り分かつ妻なき夜の聖菓かな 井筒 亨 青空をつかむ勢ひ実南天...