冬(11月12月1月)

例会

2017年12月例会より

かるがも俳句会 平成29年12月21日(水)、石神井公園区民交流センター 落葉積む数多の虫を眠らせて 渡部 良子 艶やかにこんにやく揺れて針供養 千味 幸太郎 もういつぺん子に戻りたき聖夜かな 森永 順子 塩あまき妻が生家のむかご飯 高橋 ...
吟行

2017年11月吟行より

かるがも俳句会 平成29年11月29日(水)、狭山稲荷山公園吟行 小春日や人を待つ間のストレツチ 千味 幸太郎 小春日の静寂をやぶる練習機 渡部 良子 靴沈む程に嵩積む落葉かな 熊谷 良子 己が影しかと見据ゑて冬欅 宮田 敏子 狭山にも空襲...
例会

2017年11月例会より

かるがも俳句会 平成29年11月16日(木)、石神井公園区民交流センター 新藁に仔牛ことりと眠りけり 宮田 敏子 温め酒盃二つ愚痴一つ 猪越 紀子 繋ぎたる孫の手にある寒さかな 千味 幸太郎 もの落つる音の乾きや秋の暮 杉本 康子 冬晴や飛...
例会

2017年1月例会より

かるがも俳句会 平成29年1月19日(木)、石神井公園区民交流センター 霜柱踏めば命の音たてり 宮田 敏子 冬晴れの忍野八海水清き 杉本 康子 旧年のお礼にとどめ初詣 高橋 武司 大晦日家事計画はくずれゆく 長束 瑠美子 大福を雑煮で食べる...
例会

2016年12月例会より

かるがも俳句会 平成28年12月15日(木)、石神井公園区民交流センター 皇帝はかくあるべしと冬の庭 渡部 良子 凩が雲はがしたり星月夜 鈴木 芳江 病上がり母の杖借り小春日に 宮田 敏子 腰痛を騙し騙しの年用意 森永 順子 初雪や犬と子供...
吟行

2016年11月吟行より

かるがも俳句会 平成28年11月23日(木)、林芙美子記念館・巧運寺吟行 遺されし絶筆の軸冬座敷 馬場 美智子 松二本ありて冬ざれ吉良の墓 宮田 敏子 君生きし昭和は遠く石蕗の花 森永 順子 ふところの大き男や花八手 野々村 桂 縁側に初雪...
例会

2016年11月例会より

かるがも俳句会 平成28年11月17日(木)、石神井公園区民交流センター かんざしの落ちてべそかく七五三 熊谷 良子 石庭に秋の声聞く竜安寺 杉本 康子 人生の自由時間の天高し 森永 順子 親方の手直す弟子の松手入 馬場 美智子 やすらぐや...
例会

2016年1月例会より

かるがも俳句会 平成28年1月21日(木)、石神井公園区民交流センター 病む母にまじなひほどの雑煮餅宮田 敏子空からのスポットライト冬夕焼森永 順子寒の入布団に埋もる子の寝顔野々村 桂急死して寒菊浴びて妻笑める伊賀 篤志 白鳥の声もしばれる...
例会

2015年12月例会より

かるがも俳句会 平成27年12月17日(木)、石神井公園区民交流センター ちぐはぐな母との会話冬温し宮田 敏子手折りたる枯菊の香の消へやらず熊谷 良子雪吊の雪なき景に見とれたる馬場 美智子寒昴故郷はすでに雪ならむ渡部 良子針の目に糸の通らぬ...
吟行

2015年12月吟行より

かるがも俳句会 平成27年12月12日(土)、調神社吟行 年の市人のはみだす調の宮宮田 敏子拝む人稼ぐ人皆年の市野々村 桂冬晴れやロツク聞ゆる露天商原田 寿恵売約の札吊る熊手年の市熊谷 良子灯籠の窓より見えて冬紅葉馬場 美智子芋掘りやじやり...