かるがも俳句会 平成29年1月19日(木)、石神井公園区民交流センター
- 霜柱踏めば命の音たてり
- 宮田 敏子
- 冬晴れの忍野八海水清き
- 杉本 康子
- 旧年のお礼にとどめ初詣
- 高橋 武司
- 大晦日家事計画はくずれゆく
- 長束 瑠美子
- 大福を雑煮で食べる伊予の夢
- 伊賀 篤志
- 白銀の立山眩し初詣
- 柴田 ミチ子
- 地に足を瞳を星に年始
- 渡部 良子
- 木の間より透かし見る富士初御空
- 熊谷 良子
- 松過ぎの買ひ置きで済む厨事
- 馬場 美智子
- 青学の箱根マラソン去年今年
- 鳥居 とく
- 風花や石になりきる辻地蔵
- 堀江 康子
- 湯の町の除雪はじまる朝の音
- 国岡 博子
- 初弁天家族の数の銭洗ふ
- 今村 たかし
ドラルド・トランプUSA第45代大統領が1月20日に就任した。アメリカ第一を公約に掲げ、世界の様子が大きく変わろうとしている。日本も例外ではない。今年は激しい年になりそうである。先日、千葉の本埜(もとの)へ白鳥を見に行ってきた。JR成田線の小林駅から徒歩30分の田圃の中である。数年前に一羽の白鳥が来て餌付けをしたら、年々数が増えてきたという。その日の朝は約900羽来ていたというが、餌付けの後はどこかへ出かけてしまうとの事で、訪れた11時頃は一羽も居なかった。でも、近くの別の田圃に数十羽佇んでいたので写真を撮ってきた。2月初めには徐々に北へ帰るそうだ。地元の農家の方の話では、白鳥は家族愛が非常に強く、家族を守るためなら戦いもするそうである。優雅な白鳥もトランプ氏と同様気性は激しそうである。(たかし)