かるがも俳句会 2021年9月16日(木)、石神井庁舎
- ささげ煮て笛の音かすか秋まつり
- 外山 正枝
- 綿吹くやここ崑崙の山の裾
- 井筒 亨
- 山並を遠くに据ゑて葡萄棚
- 原口 久恵
- 秋風や砂に埋れしイヤリング
- 水村 洋子
- 毒舌は今も変らず唐辛子
- 千味 幸太郎
- 星月夜老師爪びく「想夫恋」
- 猪越 紀子
- コスモスの花くぐり来し友の顔
- 鳥居 とく
- 澄みわたる白露の夜空平和なり
- 長束 瑠美子
- 庭仕事褒美は頬に蚊のキッス
- 渡部 良子
- 電線のマスにはみ出る月明り
- 野々村 桂
- 聞き役に徹してをりぬ秋扇
- 堀江 康子
- 人はみな寡黙に慣れて秋の暮
- 今村 たかし
世界中に蔓延している「新型コロナウイルス」は未だに終息する気配はありません。医学は目覚しい進歩をとげているはずですがまだ「コロナ」に対する特効薬はないようです。ワクチン接種は普及しているようですが問題もあるようです。今本当に必要な対策は何でしょうか。今さら惜しい命ではありませんが孤独死は淋しすぎます。今や「終活」は大人の嗜みだそうです。とりあえず身辺整理から始めようと思っています。(康子)