かるがも俳句会 平成27年9月17日(木)、石神井公園区民交流センター
- 生き抜いて我も色なき風となる
- 渡部 良子
- まな板の上に鎮座す大南瓜
- 森永 順子
- 久々に秋晴れの野に車椅子
- 杉本 康子
- 秋晴れや石段数へ登るくせ
- 馬場 美智子
- 独り居の居間に入りくる虫の声
- 熊谷 良子
- 娘はパリへ雲動きゆく今朝の秋
- 鈴木 芳江
- 鉢下に蠢く世あり鏡花の忌
- 野々村 桂
- 鰯雲蛇笏愛しみし甲斐の空
- 高橋 武司
- 鮎遊ぶ安曇川岸辺に地蔵盆
- 伊賀 篤志
- かなかなの声聞きたくて夕散歩
- 堀江 康子
- 水澄みて湧間の砂の小踊りす
- 国岡 博子
- 大いなるファラオの棺天高し
- 今村 たかし
旅行好きの私は、ほぼ全国をまわりました。特に京都が好きで、京都には毎年訪れています。ある日テレビ番組で平等院の紹介を見て、そう言えば平等院には行ってないぞ、と気づきました。思い立ったが吉日と、早速訪ねてみたところベストポイントを発見しました。池のほとりの一ヶ所に腰をかがめて見ると、本堂の窓から阿弥陀様のお顔がくつきりと見えるのです。心静かに手を合わせ無事をお願いしました。次は今年最後の甲子園球場へ行く予定です。阪神タイガースの応援も楽しみの一つです。残りの人生、まだまだ楽しみを探して旅を続けます。(康子)