かるがも俳句会 平成29年8月17日(木)、石神井公園区民交流センター
- 夏霧の中よりぬつと牛の顔
- 熊谷 良子
- 戦死とは餓死でありしか敗戦忌
- 渡部 良子
- 普段着の男の子も交じり踊りの輪
- 森永 順子
- 花火果て空の広さの迫り来る
- 鈴木 芳江
- 児の便りクワガタの絵と拙い字
- 倉島 恒子
- 会へますか天の川なる岸ならば
- 宮田 敏子
- バス旅や疎水の径の今年竹
- 鳥居 とく
- 胡瓜うま茄子うしにして盆向ひ
- 高橋 武司
- 就活生の腕組みしたる大夕立
- 沖田 顫童
- 炎天や部活帰りの大荷物
- 杉本 康子
- どこまでもつき抜けし空野紺菊
- 千味 幸太郎
- 夏の夜の野外映画を仰ぎ見し
- 長束 瑠美子
- 逝きし妻か精霊とんぼに話かけ
- 伊賀 篤志
- 子等のへそ雷鳴響くそれ隠せ
- 丸田 勝弘
- 独立を祝ふ花火に希望のせ
- 山田 てる子
- 初秋や駄句と戯る8・19の日
- 伊勢 史郎
- 生身魂いよいよ小さき膝頭
- 堀江 康子
- 供へたるおはぎ二つの終戦日
- 今村 たかし
石神井公園に行った時にふるさと文化会館に寄り、練馬大根展を見ました。私は農協で地場野菜担当のレジで、その時に初めて練馬大根の長さが70~80cm位あるのに驚いたものでした。帰りには練馬大根一本を買い、使い道が沢山の切干大根、一夜漬け、煮物などいろいろの料理に使いました。デパートでも季節に販売していますが、農協の採れたて大根を食べたのは初めてで美味でした。「薫風や練馬大根展示会」(美知子)