夏(5月6月7月)

例会

2020年6月例会より

かるがも俳句会 2020年6月18日(木)、石神井庁舎 玉葱を刻む泪や今の幸 青木 利子 白あじさい口ずさみたるアベマリア 安藤 よしたか 鳥曇墓碑銘は森林太郎 井筒 亨 雷鳴のとどろき未知の世界像 原口 久恵 がまがえる漢一人の夕支度 千...
通信句会

2020年5月通信句会

かるがも俳句会 2020年5月31日(木)、通信句会 今月も新型コロナウィルスの影響で例会に代わり通信句会としました。 ときめきの朝日のしづく睡蓮花 青木 利子 花の名を次々忘れ五月尽 安藤 よしたか デコポンのへその出っぱり山笑ふ 井筒 ...
例会

2019年7月例会より

かるがも俳句会 2019年7月25日(木)、石神井公園区民交流センター 写経して乱るる文字の溽暑かな 水村 洋子 流されてなほ逆らひて水馬 熊谷 良子 雨、雨、雨、今日も雨だね蟇 長束 瑠美子 夏風邪の床に句吟の暇かな 猪越 紀子 欠伸して...
例会

2019年6月例会より

かるがも俳句会 2019年6月20日(木)、石神井公園区民交流センター 何時の日か口利きさうな金魚かな 千味 幸太郎 十和田湖の青葉に勝る水の色 渡部 良子 母の手を放さぬ男児若葉風 中村 あさ子 宵闇やここよここよと蛍の灯 森永 順子 苗...
吟行

2019年6月吟行会より

かるがも俳句会 2019年6月6日(木)、平林寺吟行会 片割れの露座の地蔵や夏木立 熊谷 良子 廟所へと並ぶ石塔夏木立 千味 幸太郎 ひつそりと平和観音青葉風 森永 順子 山門の仁王古ぶや若楓 上田 みの 寺の森誰が指揮する夏の風  野々村...
例会

2019年5月例会より

かるがも俳句会 2019年5月16日(木)、石神井公園区民交流センター 万緑へ思ひ切り漕ぐペタルかな 森永 順子 昃るやなほぼうたんの華やぎて 熊谷 良子 大皿に薬味たつぷり初鰹 鳥居 とく 滑らかに鯉が立夏の水くぐる 千味 幸太郎 勿忘草...
例会

2018年7月例会より

かるがも俳句会 平成30年7月19日(木)、石神井公園区民交流センター 蟻の列石の形に逆らはず 千味 幸太郎 人間も猫もくの字の昼寝かな 森永 順子 遠く聞く祭囃子を旅の宿 高橋 武司 あさがほの鉢持ち帰る終業日 熊谷 良子 夏草の八島湿原...
例会

2018年6月例会より

かるがも俳句会 平成30年6月21日(木)、石神井公園区民交流センター 百点を金魚に見せる一年生 千味 幸太郎 結ひ上げしうなじに夏の来たりけり 鈴木 芳江 品書は女将の手書夏料理 高橋 武司 五月雨や一人だけなる始発バス 馬場 美智子 朝...
吟行

2018年5月吟行会より

かるがも俳句会 平成30年5月31日(木)、善福寺公園吟行 流鏑馬のどよめきしのぶ夏木立 渡部 良子 伽羅蕗のおむすび一つ雨催 沖田 顫童 砂利に足沈む楽しさえごの花 千味 幸太郎 流鏑馬の一番的や樟若葉 熊谷 良子 博子氏の笑顔浮びて四葩...
例会

2018年5月例会より

かるがも俳句会 平成30年5月17日(木)、石神井公園区民交流センター 夏帽子握りつぶして応援す 杉本 康子 薪能ひとは鬼にも仏にも 猪越 紀子 肘ゑくぼ見ゆる少女の更衣 千味 幸太郎 酒断ちの今日は許せと初鰹 宮田 敏子 「しあはせ」は妣...