夏(5月6月7月)

例会

2017年7月例会より

かるがも俳句会 平成29年7月20日(木)、石神井公園区民交流センター 噴水の穂先に満つる光かな 宮田 敏子 明滅の蛍寄りそふ通夜帰り 熊谷 良子 たつぷりと化粧塩して鮎焼かれ 高橋 武司 故郷の川の匂の鮎を食ぶ 沖田 顫童 梅雨の月あの世...
例会

2017年6月例会より

かるがも俳句会 平成29年6月15日(木)、石神井公園区民交流センター 病棟に夜の静寂や水中花 宮田 敏子 蛍の遠き記憶の中に飛ぶ 熊谷 良子 看護師のかひな眩しき更衣 千味 幸太郎 郭公や朝餉のパンの香ばしき 馬場 美智子 もしかして虹は...
例会

2017年5月例会より

かるがも俳句会 平成29年5月18日(木)、ふるさと文化館 山二つ遠くにおきし青田かな 千味 幸太郎 可も不可もなくて二人の春の旅 宮田 敏子 むらさきの鉄線の色母の色 倉島 恒子 金雀枝や父母の待つ家明り 野々村 桂 槍穂高まだ薄化粧の山...
例会

2016年7月例会より

かるがも俳句会 平成28年7月21日(木)、石神井公園区民交流センター 里までの各駅停車青芒宮田 敏子色あせた写真に妣と白日傘馬場 美智子おもいきりショートヘアーに夏日射し長束 留美子永六も巨泉も逝きて半夏雨高橋 武司思春期の心にするり水羊...
例会

2016年6月例会より

かるがも俳句会 平成28年6月16日(木)、石神井公園区民交流センター 若鮎の跳ぬる姿に焼かれけり宮田 敏子青空の雲受け止むる植田かな熊谷 良子梅雨寒に今日を沈むる湯船かな馬場 美智子物売りの石榴の花をほめてをり柴田 ミチ子房総の海辺一面虞...
例会

2016年5月例会より

かるがも俳句会 平成28年5月19日(木)、石神井公園区民交流センター 転んでも泣かぬ子となり土筆坊森永 順子湯治宿の客は吾のみ葱坊主高橋 武司母の日や妣のブローチつけてみる宮田 敏子廃屋に変わらぬものは藤の花渡部 良子鳥声と夫を呼ぶ声蕨採...
例会

2015年7月例会より

かるがも俳句会 平成27年7月16日(木)、石神井庁舎会議室はつ鮎を手網におどらせ朽木谷伊賀 篤志山の湯に鮎の開きのひとあぶり高橋 武司老猫の眠りは深く梅雨の雷森永 順子百歳を祖母の目指して端居かな飛田 由子梅雨晴間産衣真白に光満つ宮田 敏...
例会

2015年6月例会より

かるがも俳句会 平成27年6月18日(木)、ふるさと文化館鈴蘭の鈴鳴るごとき風のあり渡部 良子慰めの言葉なきまま冷酒かな鈴木 芳江主婦業は終はりなきもの豆の飯森永 順子あめんぼの影川底を泳ぎけり熊谷 良子自撮りする少女らの笑み手鞠花飛田 由...
例会

2015年5月例会より

かるがも俳句会 平成27年5月21日(木)、石神井公園区民交流センター夏空を押し上げてゆく観覧車馬場 美智子あの山を越せばふるさと山法師宮田 敏子リフォームの完成披露柿若葉森永 順子お遍路とそれだけの仲酒をくみ高橋 武司春まつり御練の僧の赤...
吟行

2015年5月吟行より

かるがも俳句会 平成27年5月7日(木)、別所沼公園吟行芽吹く下ゆるり母娘の車椅子鈴木 芳江釣れますかなどと問ふまい春の沼伊賀 篤志新緑の盛り上がる樹の匂ひかな馬場 美智子笛の音の耳にやさしき夏に入る杉本 康子新緑にかな女の句碑の静まれり渡...